お金

家の引き渡し&引っ越しの適切な時期 ~お金・時間・気持ちの問題~

こんにちは!

注文住宅を契約する際に気になる内の一つがスケジュールだと思います。

特に最終的にいつ頃引き渡しできるか、それ次第で引っ越しの時期も決まってきますよね。

あとお金や時間的余裕に差が出たりします。

我が家の場合については年内と年始で迷ったので、そこらへんをご紹介したいと思います。

お金の話

年内引き渡しか、年始引き渡しで費用負担も少し変わってきます。

特に固定資産税。

一月一日時点で所有しているとその年一年間の固定資産税が請求され

一月二日以降であればその年の一年間は請求されなくなります。

でも土地の固定資産税は事情が変わります。

土地は先に登記がされるので住宅が完成されてなくても税金がかかります。

土地は年末に引き渡しされた方がお得になります。

土地は更地の方が税金が高くなるので、一月二日以降に以降に引き渡しとなると更地の税金として計上されるそうです。

土地の税金の特例減額が大きくなるので年末がお得になってきます。

土地代が格安だと事情は変わってくる可能性はありますが、費用が高い土地だと年末引き渡しの方がお得になりそうです。

ただ一点、引っ越しは年末の方が忙しく費用も数万円ほど高くなる可能性があるので要注意です。

ちなみに住宅ローン減税は年末時点での残高で計算されるので、年末引き渡しになるとローン残高が高いので控除も大きくなります。

時間の話

お金以外で気になるのは時間的余裕ですよね。

お仕事などの都合上、どうしても年末にかけて忙しくなる仕事もあるかと思いますのでその場合は都合に合わせるしかないですよね。

我が家は最初、年始の一月引き渡しでした。

でも年始は仕事が忙しく引っ越しなどしている余裕がないので担当者にお願いして年末引き渡しのスケジュールでお願いしました。

地鎮祭など全体のスケジュールを決める際に引き渡し日程を交渉することができます。

特にスケジュールを早めたい場合は、下記内容が要検討項目です。

・打ち合わせの期間

・最終申請から着工までの期間

・建物建築の工期

・外構の工期

我が家は着工までの期間がなぜか3か月近く空いていたので、これを一か月以上短くしてもらいました。

他には実際に住みながら外構工事されるパターンも多いかと思います。

逆に引き渡しを伸ばす分には融通がきく場合が多いですね。

気持ちの話

お金も時間も問題ないなら建築スケジュールをお任せした方が基本的には良いかと思います。

その理由としては

・建築を慌てずゆっくり進められる。

・ミスが減る。

工期を急がすと職人さんも気持ちの余裕がなくなり丁寧な仕事が難しくなりますよね。

また、設備の間違いなどのミスも多くなる可能性があるのでスケジュール的には余裕がある方がベストかなと思います。

大事な家なので着実に丁寧に建築してもらいたいと思います。

あと季節的なことを考えるといろいろ考えられます。

・夏場の建築は暑く職人さんも大変。

・梅雨や台風の時期は雨でスケジュールが遅れがち。

・3月などの決算前の引き渡しはバタバタする。

我が家も基礎工事は夏場で暑く、また雨が非常に多かったので工期が二週間ぐらい遅れました。

スケジュールはだいたい余裕を持って組んでいると思いますが、雨などのスケジュールが遅れた場合はどうなるかも現場監督などに確認しておく方が良いかと思います。

まとめ

我が家の場合は、3月に契約してから年末引き渡しのスケジュールです。

引っ越し代は高くなりますが、その分年末年始の休みを利用して引っ越し準備から片づけまでゆっくりしたいと思って年末に決めました。

費用的には基本的に年末引き渡しがベストかなと思いますので、あとは時間と気持ちの問題で優先順位を決めてスケジュール調整できたらいいですね。

少しでも参考になれば嬉しいです。